何のために生きてるの?
誰でもつらく悲しいことがあった時、
ふと「何のために生きてるのかな」
「こんな人生に何の意味があるんだろう」と
考えることがあると思います。
人間のすべての営みは、幸せになるためのものなのに、
苦しいことが続くと、今生きていることや、人間に生まれてきたことに
喜びを感じることはできませんよね。
「なんのために生きるのか」の答えがあるんです。
利他の信楽うるひとは
願に相応するゆえに
教と仏語にしたがえば
外の雑縁さらになし
「利他」とは、阿弥陀仏という仏様から賜ったもの、ということで、
「信楽」とは、変わらない幸せのことです。
「利他の信楽」とは、阿弥陀仏から賜った絶対変わらない幸せのことです。
次の「願に相応するゆえに」の「願」とは、
阿弥陀仏がお約束されたことで、これを阿弥陀仏の本願と言いますが、
この本願のことを「願」と言われています。
阿弥陀仏の本願を分かりやすく言うと、
「すべての人を絶対に変わらない幸せにしてみせる」
というお約束です。
次の「教と仏語にしたがえば」の「教」とは、ブッダの教えのことで、
「仏語」とは、大宇宙の数え切れない程の仏様のお言葉のことです。
最後の「外の雑縁さらになし」とは、すべてのことが
さわりでなくなるということで、変わらない幸せの世界のことです。
何のために生きているのか、というと、絶対に変わらない幸せの身になって、
「人間に生まれてよかった!」という生命の歓喜を得ることなんですね。
その変わらない幸せを得る方法も親鸞聖人が明らかにされています。
本当の生きる目的がわかるビデオ(人生は意味なく生きて死ぬだけ?)