親鸞さまの胸キュン指南

親鸞聖人が明らかにされた驚きの真実がここにあります。

人生で果たすべきたった一つのこと

 

親鸞聖人は90年の生涯で、たくさんの著作を残されましたが、
その中に書かれていることは、「平生業成」一つです。
これは、「へいぜいごうじょう」と読みます。

「平生」とは、生きている今のこと。
私たちの命は、吸った息が吐けなければ、吐いた息が吸えなければ
その時、命の終わりを迎えます。
ですから、この命は一息一息にふれあっていますので、
そういう今を平生と言われています。

「業」とは、人生の大事業のことで、
人生にはこれ一つという果たさなければならない目的、生きる目的があることを
教えられています。

「成」は、完成するということ、出来上がってしまうということです。

ですから、「平生業成」とは、
 人間に生まれてきた大事業は、生きている今完成できますよ。
 だから完成しなさい。
と教えられているのです。

「人生は苦なり」と言われるように、人生には苦しいことが次々と起きてきます。
つらいことが次から次とやって来ると、
まるで、苦しむために生まれてきたようなものだ
と悲観的になることもあるかもしれません。

ですが、私たちが生まれてきたのは幸せになるためです。
もちろん、生きているのも幸せになるためです。
その私たちの苦しみの人生を、明るく楽しい人生にするということで、大事業と言われているのです。

では、お金持ちになったら幸せになれるでしょうか。
巨万の富を築いたら、好きな人と結婚できたら、
子どもを持ったら、色んな賞を受賞したら、
幸せなのでしょうか。

私たちが思い浮かべる幸せは、続かない幸せです。
しばらくの間は、「幸せだなぁ」と感じたとしても、
すぐに元通りになってしまいます。

親鸞聖人がおっしゃる、人生でこれ一つ果たさなければならない目的は、
そんな続かない幸せのことではありません。
いつ消えてしまうかしれない、頼りないものではなく、
永遠に変わらない幸せのことです。
その変わらない幸せになることで、私たちの人生は苦しみの人生から、明るく楽しい人生になるのです。

 


本当の生きる目的がわかるビデオ(人生は意味なく生きて死ぬだけ?)